芳醇な香りが魅力ともなるぶどう。
甘さと酸味が調和され至福のひと時を堪能出来るフルーツとなっています。
そんなぶどうにもあらゆる品種がありますが「ロザリオ・ビアンコ」という品種をご存知でしょうか。
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ロザリオ・ビアンコというぶどうの品種について
ロザリオ・ビアンコは山梨県の植原葡萄研究所にて「ロザキ」と「マスカット・オブ・アレキサンドリア」という品種の交配によって誕生しました。
品種登録は1987年となっています。
親品種である「ロザキ」は日本ではあまり馴染みの無い品種ですが、ヨーロッパにおいては主要品種として高い人気を誇っています。
さらに「マスカット・オブアレキサンドリア」は日本においても高い人気を誇る品種となっている事で、ロザリオ・ビアンコは大きな期待が込められた品種となっていました。
ロザリオ・ビアンコは果梗と果粒がしっかりと付いている事で、脱粒しにくい性質があり、輸送にも向いている品種となっています。
名前に「ビアンコ」と付いていますが、これはイタリア語で「白」を指しています。
ロザリオ・ビアンコというぶどうの味や形など食べた時に感じる特徴は?
ロザリオ・ビアンコは粒が大きい品種となっています。
1粒8~15g程と大粒な事で、食べ応え十分。
1房で400~600gもあり、大勢で味わえるのも魅力となっています。
さらに大きいだけでなく、甘味も強い事がロザリオ・ビアンコの特徴となっています。
甘味が強く、酸味が抑えられている事で、ぶどうの甘酸っぱさが苦手な方からも人気の品種です。
香りはそれ程強くはありませんが、ジューシーさが抜群な事で美味しさを存分に堪能する事が出来ます。
またぶどうの品種によっては皮が厚く剥いて食べなければならない品種もありますが、ロザリオ・ビアンコは皮が薄い事で皮ごと食べる事が出来ます。
皮ごと食べる事でサクッとした食感も魅力となっています。
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ロザリオ・ビアンコはどこが主な生産地?旬の時期は?
ロザリオ・ビアンコは山梨県で誕生した品種となっており、山梨県が主な産地となっています。
山梨県に次ぎ、長野県や山形県といった全国各地で栽培されている品種です。
そんなロザリオ・ビアンコは8月中旬~10月中旬頃に流通されています。
最も美味しく味わえる旬の時期は9月上旬~9月下旬頃となっています。
あとがき
白ぶどうの中でも糖度が高い事で人気のロザリオ・ビアンコ。
皮ごと食べるとその食感も魅力として、家庭用は勿論、贈答用としても親しまれています。
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