巨峰やキェンベルといった品種が人気のぶどう。
甘さと酸味のバランスが良く、ジューシーな果汁が口いっぱいに広がり爽快感を楽しむ事が出来ます。
そんなぶどうの品種の中には「赤嶺」という品種もあるのです。
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赤嶺というぶどうの品種について
赤嶺は山梨県のぶどう農家である三沢氏によって発見された品種です。
甲斐路の枝変わりとして発見され、甲斐路よりも早く熟す事から「早生甲斐路」とも称されています。
甲斐路は日持ちの面において優れた品種となっている事で輸送に剥いている品種となっていますが、赤嶺も輸送に優れた品種として全国的に流通されています。
また赤嶺は皮が薄い品種となっています。
赤嶺というぶどうの味や形など食べた時に感じる特徴は?
赤嶺の大きな特徴は糖度の高さです。
一般的にぶどうは16度程あれば甘味を十分に楽しむ事が出来ますが、なんと赤嶺は糖度が22度になる事もあります。
その為、ぶどうの甘さを存分に味わう事が出来るのです。
しかしほんのりとした酸味もある事で甘味を楽しめながらもスッキリとした味わいが魅力となっています。
また粒の大きさも魅力となっています。
一般的にぶどうは5~7g程の大きさとなっていますが、赤嶺は10gもある大粒で1房でも500~600g程あり、ボリューム満点。
外皮は薄紫色で果肉には果汁がたっぷり。
ジューシな甘味を楽しめながらも、しつこさを感じる事無く味わえると多くの方がファンになる美味しさです。
皮が薄い事で皮ごと食べるとサクサクとした食感も楽しめる品種です。
美味しい赤嶺の見分け方は粒揃いが良い物をチョイスする事です。
さらに外皮に白い粉のようなものが付いているものです。
この白い粉のようなものは農薬当ではなく、赤嶺に含まれている糖分が表面に現れたものです。
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赤嶺はどこが主な生産地?旬の時期は?
赤嶺は山梨県が主な産地となっています。
山梨県では国内生産数の98%程となっており、全国に流通されている赤嶺のほとんどが山梨県産と言っても良い程の生産量です。
山梨県以外では愛知県や新潟県、山形県でも栽培が行われています。
そんな赤嶺は9月樹淳頃から出荷されており、9月中旬頃が最も美味しい旬と言えます。
あとがき
枝変わりによって偶然発見された赤嶺。
皮ごとかぶり付くと食感も楽しめる上、甘味がたっぷりのジューシーさも大きな魅力となっています。
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