ぶどう
黒紫色の外皮に覆われ、ジューシーな果汁がたっぷりのぶどう。

口いっぱいに広がる香りと甘酸っぱさが人気となっていますね。

ぶどうにも数多くの品種がありますが、「ピオーネ」も人気が高い品種の一つとなっています。

そんなピオーネについてご紹介致します。

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ピオーネというぶどうの品種について

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ピオーネは1957年に静岡県の井川秀雄氏によって「巨峰」と「カノンホール・マスカット」の交配によって誕生した品種です。

1973年にはイタリア語の「開拓者」であるピオーネと名づけられ品種登録されたのです。

ぶどうの中でも不大人気となっている巨峰よりも香りが豊かな上、日h餅しやすい面がある事で人気の品種となっています。

ピオーネは種のある品種となっていますが、種がある事で食べ難いと感じる方向けにジベレリン処理が施されたピオーネもあり、ニューピオーネとして流通されています。

広島県の三次ピオーネ生産組合においては外皮の色合いが黒っぽい事で「黒い真珠」と称されており、商標登録もされる程です。

ピオーネというぶどうの味や形など食べた時に感じる特徴は?

ぶどう
ピオーネは粒が他の品種よりも大粒となっている品種です。

外皮の色合いも巨峰の黒紫色を受け継いでおり、外観の美しさも魅力的です。

そして何より、糖度が高い品種となっているのです。

ピオーネは糖度が16度以上にもなる甘さ。

甘味を十分に楽しめながらも、ほのかな酸味がある事でスッキリとした後味を楽しむ事が出来ます。

その甘さは巨峰以上とも言われています。

また香りの面においても巨峰より芳醇な香が楽しめるのも魅力となっています。

さらに果肉がびっしりと詰まっており、ジューシーも人気の一つ。

外皮を剥くと、甘味が凝縮された果汁が溢れ出てきます。

ボリューム満点ながら、甘さを楽しめるぶどうとして高い人気を誇る品種です。

またピオーネは硬い事で剥いて食べる方がおススメとなります。

先端に十字傷をつけるとプルッとした果実が飛び足してくるので、切れ目を入れると剥きやすくなります。

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ピオーネはどこが主な生産地?旬の時期は?

ポイント
ピオーネは岡山県が全国的にも栽培面積が大きく盛んとなっています。

岡山県に次いで山梨県や長野県、香川県と全国各地で栽培が行われています。

そんなピオーネはハウス栽培ものは4月頃には流通し始めますが、露地栽培ものは8月~10月頃となっています。

甘味が凝縮されたピオーネを味わいたいという方は9月頃がおススメとなります。

あとがき

ピオーネは人気が高い品種として、全国各地で親しまれています。

凝縮された甘味と爽快な香り、そして粒の大きさ。

全てにおいて魅力が満載となっているぶどうなのです。

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