ぶどうは甘さと酸味が丁度良く調和され、さらに芳醇な香りが魅力的なフルーツとなっています。
そんなぶどうにも多くの品種があり、生食やジュース、ワインといった加工品で人気となっています。
その中の一つ「シャインマスカット」も人気の高い品種となっています。
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シャインマスカットというぶどうの品種について
シャインマスカットは農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所にて「安芸津21号」と「白南」の交配によって誕生した品種です。
2006年3月9日 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構によって品種登録された品種となっており、比較的新しい品種です。
シャイン・マスカットの親品種にあたる「安芸津21号」は「スチューベン」と「マスカット・オブ・アレキサンドリア」の交配種。
「白南」は「カッタ・クルガン」と「甲斐路」の交配種となっており、シャインマスカットの祖先にあたる品種は美味しさが高く人気のある品種となっています。
そんな祖先の良い所ばかりを受け継いだ品種となっている事で、シャインマスカットも人気の品種となっています。
マスカット・オブ・アレキサンドリアと比較すると、栽培が行い易い上、安価となっている事で手頃に購入出来る品種ともなっています。
美味しいシャインマスカットの見分け方は粒がふっくらとし、外皮に張りがあるものをチョイスされると良いです。
シャインマスカットというぶどうの味や形など食べた時に感じる特徴は?
シャインマスカットは外皮が黄緑色となっています。
粒の大きさは10~15gとぶどうの中でも大粒。
そして糖度が高い事が大きな魅力ともなっています。
ぶどうの平均的な糖度は16度程となっていますが、シャインマスカットは18~20度程と高く、さらに酸味が少ない事で甘味を存分に楽しめる品種となっています。
また香りはマスカットのような芳醇な香りで、ジューシーな果汁がたっぷりとなっています。
さらにシャインマスカットは皮が薄く、皮ごと食べるとサクッとした食感も楽しむ事が出来ます。
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シャインマスカットはどこが主な生産地?旬の時期は?
シャインマスカットは長野県が国内生産数の中でも特に栽培が盛んとなっているのが長野県です。
長野県に次いで山形県や岡山県を始め、全国各地で栽培が行われています。
シャインマスカットはハウス栽培ものは6月下旬頃から収穫が始まり、7月中旬には市場で流通されています。
露地栽培ものは8月中旬頃から市場で流通され始め、10月初旬頃まで出回ります。
そんなシャインマスカットを美味しく味わえる旬は8月~9月下旬頃となっています。
あとがき
ぶどうの中でも高い人気を誇る品種の一つとなっているシャインマスカット。
数多くある白ぶどうの中でも、価格や美味しさは抜群の魅力となっています。
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