いちごの画像
多くのフルーツが世の中には存在しており、生食やスムージ―お菓子といった多くの食べ方で愛されています。

そんなフルーツの大きな魅力は何とも言えない甘酸っぱさです。

濃厚な甘みの中にほのかに漂う酸味の絶妙なマッチングが至福のひと時を与えてくれています。

そんなフルーツの中には甘酸っぱさだけでなく、光り輝く美しさをも持ち合わせているフルーツがあります。

それはいちごです。

いちごは甘酸っぱさが初恋をイメージさせてくれ、その真っ赤に輝く姿が宝石にも例えられます。

そんないちごにも多くの品種がありますが、「宝交早生」という品種もあります。

そんな宝交早生をご紹介します。

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宝交早生と言う品種について

黒板
宝交早生は1962年に兵庫県宝塚市で誕生した品種となっています。

「タホー」と「八雲」の交配によって誕生した品種となっており、西日本エリアにおいてはメジャーな品種ともなっていました。

しかし見栄えや甘み、酸味が改良された新品種の登場によって次第に宝交早生の人気は衰えてしまい、現在では市場で流通される事がない品種となってしまいました。

そんな宝交早生は栽培がそれほど難しい品種では無い事で、家庭菜園で栽培されるいちごとして人気となっています。

「宝交早生」の名前の由来は宝塚で交配された品種で「宝交」、そして多品種と比較すると早くから集荷出来る品種で「早生」、この二つを合わせ「宝交早生」と名付けられました。

しかし当時とすれば早生に優れた品種となっている事で人気を博していましたが、クリスマス時期にケーキを食べる習慣が一般化すると、宝交早生の集荷時期は3月~6月頃で、クリスマスシーズンに合わない品種となっていました。

その為、クリスマスシーズンに旬を迎える品種が人気となり、人気度が落ちてしまいました。

しかし、現在春先に「いちご狩り」が行われている所があれば、宝交早生が主流となっている事もあります。

宝交早生といういちごの特徴は?

いちご狩りをする女性
宝交早生はな肉がとても柔らかい事が魅力となっています。

程良い圧力を掛けるだけでも、潰れる程でジューシーな旨味が溢れ出てきて、さらに香りの強さも魅力となっています。

宝交早生はいちご本来の薫りが強い品種となっており、芳醇な香りを楽しむ事が出来ています。

さらに程良い酸味がありながら、甘さがいつまでも口に残り、いちごの甘酸っぱさを孫文に味わう事が出来ます。

円錐形の形で大きさは食べやすいサイズで、外皮は光沢がある薄赤色で中身はほんのりとした赤色の淡い色合いが、フレッシュさを感じさせてくれます。

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宝交早生といういちごはどこで生産されている?旬は?

ポイント
宝交早生は兵庫県で誕生した品種となっており、西日本を始め、多くのエリアで栽培されていました。

そんな宝交早生は3月~6月頃が旬となっており、柔らかな果肉と甘酸っぱさがジューシーさを味わう事が出来ます。

あとがき

多くの品種が流通している現在においても、家庭菜園やいちご狩りで活躍している宝交早生は古い品種ながらも最前線で活躍しているいちごです。

甘さとたっぷりのジュースが詰まった宝交早生は新品種にも負けない魅力のあるいちごなのです。

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