いちご
クリスマスシーズンや節句の時期になると欠かせないフルーツがあります。

それは「いちご」です。

いちごは甘酸っぱい味わいと芳醇な香りが人気のフルーツで、しかも真っ赤で光り輝く美しさはまるで宝石のような美しさともなっており、女性からも人気が高いです。

そんないちごにも多くの品種がありますが、「ひのしずく」という品種も人気となっているのです。

そんなひのしずくの魅力をご紹介します。

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ひのしずくと言う品種について

黒板
ひのしずくは「久留米54号」と「栃の峰」の交配による育苗と「さちのか」と「栃の峰」の交配によって誕生した育苗を交配させた品種となっています。

熊本県農業研究センター農産園芸研究所で開発が行われ、2006年に品種登録された熊本県のオリジナル品種です。

あまり多くの人に知られていませんが、熊本県はいちご収穫量が栃木県、福岡県、そして熊本県と全国第3位に入る程いちご生産が盛んなエリアなのです。

栃木県の「とちおとめ」や福岡県の「博多おまおう」がいちご業界で競い合っていますが、熊本県はこのオリジナル品種「ひのしずく」でいちご激戦に参加しようと決意されています。

それ程魅力溢れるいちごとなっており、クリスマスケーキでいちごの需要が最も高くなる11月~12月でも安定した収穫が行える品種です。

「ひのしずく」の名前の由来は「火の国」とも称される熊本県は「水がきれい」なエリアともなっています。

そんな水のきれいな火の国で育てられたみずみずしいいちごになって欲しいとの願いによって名付けられました。

ひのしずくといういちごの特徴は?

いちご狩りに来た女性
ひのしずくはムラの無い美しい光沢を帯びた外観がまさに「火の国」を象徴しています。

真っ赤に燃える炎の様な外観でありながら中身は優しい薄赤色で、赤と白の色合いがそのままでも美しく、そして美味しいのですがケーキの材料としても最高です。

力強さな見た目ながら繊細で優しさに溢れた中身はまるで熊本県民を表しているかのようです。

空洞がありながらもジューシーな果肉からはいちごの芳醇な香りが漂います。

甘みが強く、酸味が抑えられている事で、いちごの甘酸っぱさが苦手という方から大人気です。

円錐状の形で粒は大き目なので、いちごを存分に堪能出来ます。

ひのしずくは開発までに8年もの月日が掛けられているとあり、開発者の苦労や努力がいちごの旨味として凝縮されているのです。

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ひのしずくといういちごはどこで生産されている?旬は?

ポイント
ひのしずくは熊本県のオリジナル品種となっており、熊本県内で栽培されています。

そんなひのしずくの集荷時期は12月から3月頃となっています。

甘みが凝縮し、爽やかな香りが十分に引き出された旬を味わうなら1月~2月頃がオススメです。

あとがき

真っ赤な外観はまさに火の国を表しているひのしずくですが、中身は甘味が凝縮されており、多くの方を虜にしています。

熊本生まれのひのしずくは全国的にも流通されており、「熊本のいちご凄い」と絶賛されるいちごとなっているのです。

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