いちごの画像
数多くのフルーツが世の中には存在しており、一口味わう程に至福の時間を与えてくれています。

日本では多くのフルーツがメジャーな存在となっていますが、誰しもが真っ赤な色鮮やかな光沢を帯びた姿に目を奪われてしまいフルーツがあります。

それはイチゴです。

イチゴの甘さと酸味は誰しもが経験した初恋を思い出させてくれるフルーツともなっており、ケーキやデザートに欠かせない存在となっています。

そんなイチゴにも多くの品種がありますが「さつまおとめ」も人気の品種となっています。

そんなさつまおとめについてご紹介します。

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さつまおとめという品種について

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さつまおとめは鹿児島県のブランドイチゴとして誕生しました。

1985年以降鹿児島県のイチゴは「とよのか」で統一されていました。

しかし、高温期に品質が低下してしまい、栽培管理や収穫調製に多くの労力を要することから、イチゴ生産に伸び悩みがあり、新たなブランドの開発が始まりました。

199年に「8821-11」を種子親にし、「さちのか」を花粉親にして交配し、交配実生から促成栽培で優秀な形質をもつ系統を選抜し育成に取り組みました。

そして1997年から栽培特性試験を行い、2000年に「さつまおとめ」で品種登録の申請が行われました。

鹿児島県では「サンティア」としても親しまれていますが、一般公募によって「さつまおとめ」として全国で展開されています。

さつまおとめといういちごの特徴は

いちご狩りに北女性
鹿児島で従来から生産されてきた「とよのか」と比較すると硬めとなっていますが、糖度が高く酸味が抑えられている事でバンスの良さが人気となっています。

また果形は長円錐形で大きさは大粒、その為、食べ応え抜群の大きさです。

外皮は真っ赤な光沢を帯びていますが、中身は白くなっており、色合いのバランスの良さがケーキやデザートのとピングとしての評価も高いイチゴです。

さらに甘酸っぱいジュースがたっぷりと詰まっており、イチゴの味を存分に堪能する事が出来ます。

またイチゴ本来の香りも口いっぱいに広がり、「イチゴ食べた感」を味わえる品種ともなっています。

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さつまおとめといういちごはどこで生産されている?旬は?

ポイント
さつまおとめは鹿児島県のブランドイチゴとして鹿児島県内で生産が行われています。

従来品種のとよひめと比較すると硬さがある事で輸送時に傷が付いたり、イチゴ同士の接触による潰れがほとんど無く、日持ちもし易い品種なので鹿児島県内のイチゴ生産者の多くがさつまおとめの生産に取り組んでいます。

さつまおとめの収穫時期は12月から5月頃となっており、冬の寒さを乗り越えたさつまおとめは甘さを十分に蓄えている状態となっており、2月~3月頃が最も美味しく頂ける期間となっています。

あとがき

鹿児島県のブランドイチゴおさつまおとめはゴロッとした大きい粒でありながらも、ジュ―シーで甘みが強いイチゴとして、鹿児島県内のみならず全国的にも展開され、その魅力に多くの方がリピーターとなっています。

果肉がびっしりと詰まっている事で、食べ応えがありイチゴ好きには堪らない品種となっています。

温暖な気候で丁寧に育てられたさつまおとめは開発者と生産者のイチゴに対する熱い思いが甘さとなって現れているのです。

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