さくらんぼ
小さな粒ながら甘酸っぱさと芳醇な香りが魅力とも言えるさくらんぼは、初夏の時期ともなるとさくらんぼを観かける事も多くなり、ついつい購入しちゃいますよね。

そんなさくらんぼにも多くの品種がありますが「ジャボレー」という品種も人気が高い品種です。

そんなジャボレーの魅力と特徴をご紹介します。

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ジャボレーというさくらんぼの品種について

黒板
ジャボレーは1822年フランス・オーリニスで苗木商を行っているジャボレー氏によって開発された品種です。

日本には1908年に山形県農事試験場を桜桃品種試験地にした際にフランスから導入されたのです。

その為、日本においても100年以上の歴史あるさくらんぼの一つともなっています。

ジャボレーってどんな味や形などに特徴があるの?

さくらんぼ
ジャボレーは粒の大きさが魅力ともなっていて、一般的にさくらんぼの大きさは5g~6g程となっていますが、ジャボレーは10gにもなる大粒です。

標準サイズの倍程もある大きさはさくらんぼを存分に味わう事が出来ちゃいます。

外皮はごつごつとしているのですが、中身はジューシーさがびっしりと詰まっている事でかぶり付くと口の中にジュースがいっぱい広がっちゃうのです。

甘味は感じる事も出来ますが酸味が強い事でさくらんぼ本来の甘酸っぱさが魅力ともいえます。

ただ酸味が強い品種となっている事で生食で食べるのが苦手という方も多いのです。

その為、ジャムや加工品、スイーツの材料として人気の品種ともなっています。

外皮は鮮やかな真っ赤な色合いが特徴的ともなっている事で宝石にも劣らない美しさをも放っているのです。

ただこの真っ赤な色合いだと酸味が強い状態となっていますが、完熟状態となると色合いは黒紫色にない酸味が抑えられます。

生食で食べるのが苦手という方には完熟状態のジャボレーがオススメとも言えます。

形はハート形の整った形で見た目の可愛らしさも魅力の一つと言えますね。

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ジャボレーはどこ生まれのさくらんぼでどこで主に生産されているの?旬は?

考える女性
ジャボレーはフランス生まれのさくらんぼで山形県内で栽培が行われています。

そんなジャボレーが最も美味しいと言える旬は6月上旬頃となっています。

甘味とと良い酸味が凝縮されたジャボレーはこの時期に集荷される事でさまざまな用途で親しまれているのです。

その他

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ジャボレーはフランス生まれのさくらんぼとなっていますが、「フランス=ブドウ」というイメージが強いですよね。

でもフランスは温暖な気候と水源が豊富な事もありさくらんぼの栽培も盛んとなっています。

また一般的にさくらんぼの集荷時期は6月~7月頃となっているのですが、ジャボレーは多品種と比較するとやや早めの6月上旬となっているのです。

花が咲いた後、多くの実生を実らせる事が出来ますが、数個程残し摘み取る事で甘味を強く栽培する事も出来ちゃいます。

あとがき

日本においては100年以上の歴史を持つジャボレー。

酸味が強い事で生食で食べるのが苦手な方も多くいらっしゃいますが、この酸味はスイーツや加工品にピッタリ。

さくらんぼのさわやかな香りや甘酸っぱさは今も尚、多くの使用用途で活躍しているのです。

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