秋になると収穫できる柚子ですが、冬の冬至に見かける事が多くありますよね。

柚子湯として親しまれているだけでなく、さまざまな料理にもピッタリな食材として親しまれています。

さて、そんな爽やかで程よい酸味が魅力的な柚子ですが、どんな栄養が含まれているのかご存知でしょうか。

柚子の栄養をあまり気にされる事なく使っている方が多いと思われます。

そこで今回は【柚子の栄養と効能は?食べ過ぎると体に悪いのか?】についてご紹介致します。

柚子の栄養と効能は?

柚子の栄養は?

100gあたり

エネルギー21cal 水分92g たんぱく質0.5g 脂質0.1g 炭水化物7.0g 食物繊維6.9g ビタミンC40㎎

カロテン240μg 葉酸21μg パントテン酸 0.89㎎ カルシウム140mg 

柚子を食べることで期待される効能は?

柚子には沢山のビタミンCが含まれています。

ビタミンCには肌細胞を活性化させる働きがあり、美白効果や美肌効果が期待できます。

特に多くの女性が年齢を重ねる程に悩みとされている肌のハリは、コラーゲンの減少によって失われてしまいます。

コラーゲンの生成にはビタミンCが欠かせない成分となっており、ハリの維持に大きな効果を齎してくれます。

またビタミンCには免疫力を高める効果があり、風邪予防やインフルエンザ対策にも効果的です。

柚子を食べると「酸っぱい」と感じてしまいますが、これはクエン酸が豊富に含まれているからです。

クエン酸には疲労物質である乳酸を分解する効果があり、大きな疲労回復効果が期待できます。

さらに柚子はカルシウムも豊富な食べ物です。

カルシウムは骨だけでなく毛髪や皮膚、爪といった肌組織の形成に欠かせない成分です。

柚子に含まれているクエン酸にはカルシウムの吸収率を高める効果があり、より大きな効果が期待できます。

また柚子には水溶性食物繊維であるペクチンが多く含まれています。

水溶性食物繊維には腸内環境を整える効果があり、便秘解消やダイエット効果、代謝アップといった効能が期待できます。

柚子は食べ過ぎると体に悪いの?


柚子には沢山の栄養が含まれているので、積極的に摂取してほしい食材ともなっています。

しかし、食べ過ぎは体に悪いのかが気になりますよね。

勿論、柚子の食べ過ぎは体に弊害となってしまう可能性があります。

まず、ビタミンCが多くが含まれていて、摂取過多は下痢や腹痛といった症状に繋がってしまいます。

さらにビタミンCの摂取過多は尿結石の原因にも繋がるので注意が必要です。

1日どれぐらいなら食べてもいいの?

ポイント
栄養が豊富な柚子ですが、食べ過ぎは体に弊害が起こってしまいます。

では1日にどれくらい食べてもよいのか気になりますよね。

【柚子の1日の摂取量は1個】が目安となります。

1日のビタミンC摂取量の上限は1000㎎となっており、柚子1個分でも600~800g程となります。

食べ過ぎには要注意ですね。

あとがき

魅力的な栄養が凝縮されている柚子。

しかし摂取過多は健康を害するものとなってしまうので、1日1個の摂取量を心掛ける事がとても大切なのです。

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