秋は沢山の味覚を堪能出来る季節でもありますよね。

そんな秋の味覚と言えば柿を忘れてはいけません。

美しい外皮の色合いと甘い果肉が詰まった果肉は、多くの方を魅了させてくれますね。

そんな柿にも多くの品種がありますが、「市田柿」という品種をご存知でしょうか。

市田柿という品種についてご紹介致します。

市田柿とは?

教師の画像
市田柿は長野県南部で栽培されている品種です。

どの品種によって誕生したのか明かされてはいませんが、14世紀頃には盛んに栽培されていた品種です。

「市田柿」の名前の由来は現在の長野県下伊那郡高森町にあたる旧市田村で盛んに栽培されていた事で、地名が品種名となっています。

市田柿は2006年に南信州の地域ブランドとして認定されており、全国的にも展開されている人気ブランドとなっています。

市田柿の味の特徴は?糖度はどれぐらいなの?


市田柿は小さめの品種となっています。

生食よりも干し柿として食される事も多く、市田柿の干し柿は地域ブランドとして高い人気を誇っています。

干し柿であるあんぽ柿と比較すると、やや硬めとなっていますが、中身はトロリとした食感が魅力的です。

橙色の外被と鮮やかな果肉の色合いが美しさを醸し出しています。

市田柿の旬(食べごろ)と主に生産している県は?

ポイント
市田柿は長野県南部で栽培されているオリジナルブランドです。

生食で食べられる事はほとんどなく、干し柿に加工されて食べられる事が多い品種です。

12月~1月頃が食べ頃となっています。

その他


市田柿は長野県の特産品ともなっています。

その為、JAみなみ信州では市田柿専門の柿課を設置し、市田柿の普及に努めている程魅力が満載の干し柿です。

干し柿と聞けば多くの方がドライフルーツのような存在と感じてしまいますが、市田柿は高級菓子の一つとして重宝されているのです。

また市田柿は長野県初のGIに認定されているのです。

GIは生産地と結び付いた特性を有する農林水産物食品の名称を品質基準とともに登録し、地域の共有財産として保護する制度となっており、古い歴史や高い人気や品質がある物だけに与えられる証となっています。

つまり市田柿は国が認定する特産品としてのお墨付きを得ている程、素晴らしい干し柿とも言えるのです。

市田柿はポリフェノールだけでなく、ビタミンやミネラルといった多くの成分を含む事で健康食や美容食としても注目されているのです。

栽培から加工まで約10か月掛けて作られた市田柿は手間暇が沢山掛けられており、深い味わいが魅力的です。

贈答用としてもおススメしたい干し柿ですね。

あとがき

400年以上前から地域で親しまれ、伝統的な変わらぬ製法によって丁寧に作られている市田柿。

甘味が凝縮された味わいは食べた方をうっとりさせてしまうような、出来栄えとなっています。

干し柿がお好きな方はネットでも販売されている市田柿を是非味わってみては如何でしょうか。

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