柿は秋の味覚の一つとして待ち遠しくしている方も多いですよね。

そんな柿にも多くの品種がある事をご存知でしょうか。

柿の品種の中には「愛宕柿」もあり、人気のある品種となっています。

そんな愛宕柿という品種についてご紹介致します。

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愛宕柿とは?

黒板
愛宕柿は「あたごがき」と読みます。

愛宕柿は愛媛県が原産の渋柿となっています。

「愛宕柿」と言う名前の由来は諸説あり、京都の愛宕山に奉納されて名前を賜ったという説もあれば、京都愛宕産の柿の種からの実生からという説もあります。

しかし明確な由来はハッキリとはされていませんが、京都の「愛宕」が深く関係している品種と言われています。

愛宕柿の味の特徴は?


愛宕柿は1個の重量が300~350g程と大きめのサイズが特徴ともなっています。

先が尖っている釣鐘上の形で外皮は鮮やかで光沢のあるオレンジ色、果肉もオレンジ色の美しさが魅力的ですね。

愛宕柿は完全渋柿となっている上、渋抜きが難しい品種ともなっていました。

炭酸ガスを使用する渋抜きであっても2週間程掛かってしまいます。

その為、生食ではなく干し柿での需要が主となっていましたが、近年は渋抜きされた生食の愛宕柿も流通されるようになっています。

生食の愛宕柿は程良い甘味と硬さがある事でシャキシャキとした食感を楽しむ事が出来ます。

干し柿に加工された愛宕柿は中からトロリとした甘味が溢れ出し、干し柿本来の甘味を堪能する事が出来ます。

後味スッキリの甘さとなっている事で何個でも食べれちゃう美味しさです。

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愛宕柿の旬と主な産地は

ポイント
愛宕柿は愛媛県が国内生産量の約55%を占めています。

愛媛県に次いで、徳島県や香川県といったエリアで栽培が行われています。

愛宕柿は晩生種となっている事で11月上旬~2月上旬頃まで収獲が行われています。

もっとも美味しい愛宕柿は11月中旬~12月下旬頃となっています。

生食用だと12月~1月頃が旬の時期となっています。

ネット通販で買えるの?


全国的にも人気が高い愛宕柿ですが、ネット通販で購入する事も出来ます。

干し柿となっている愛宕柿は勿論、独自の渋抜きによって甘味が引き出された生食まで購入が可能となっています。

一般的に愛宕柿は干し柿として販売されている事も多く、生食は自家栽培等でもない限り、なかなか味わう事が出来ませんよね。

自家栽培であっても渋抜きが難しいと言われている品種ともなっており、美味しい仕上がりにはならない方もおります。

しかしネット通販で販売されている愛宕柿は渋抜きがしっかりと行われ、甘味を堪能出来る仕上がりとなっています。

美味しい生食を味わいたい方にはネット通販がおススメと言えますね。

あとがき

大きいサイズでボリューミーな干し柿を堪能出来る愛宕柿。

渋抜きが困難と言われていますが、あらゆる製法によって渋抜きされ甘味が凝縮された生食も多く流通されています。

ネット通販だと生食も多く扱われているので、干し柿だけでなく愛宕柿本来の味わいを楽しめる生食を堪能されてみては如何でしょうか。

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