ぶどう
みずみずさと甘酸っぱさが魅力的なぶどう。

ぶどうにも多くの品種があり、異なる魅力を秘めています。

そんなぶどうの品種の中には「スチューベン」もあり、巷で人気と人気の品種となっています。

スチューベンの魅力についてご紹介致します。

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スチューベンというぶどうの品種について

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スチューベンはアメリカニューヨーク州の農業試験場にて「ウェイン」と「シュリンダ」という品種の交配によって1947年に誕生し、日本へは1952年に導入されています。

スチューベンは当時アメリカで主力品種ともなっていたキャンベルの糖度は14度となっていましたが、スチューベンは18度以上と糖度が高い面が魅力となっていました。

その糖度の高さがアメリカだけでなく、日本への導入にも繋がっています。

さらに美味しさの面だけでなく、流通面においても優れた品種となっています。

それまではキャンベルやナイアガラといった品種が主力となっていましたが、日持ちの面や潰れやすさによって流通面に問題がありました。

しかしスチューベンは常温においても2か月程の日持ち面がある事で、世界的にも流通されるようになった品種です。

スチューベンというぶどうの味や形など食べた時に感じる特徴は?

ぶどう
スチューベンの大きなと空調は糖度の高さです。

多くの品種は16度程の糖度となっていますが、スチューベンはなんと20度以上にもなる事ある品種です。

さらにぶどうと言えば程良い酸味がある事で、甘酸っぱさを堪能出来るフルーツですが、スチューベンは酸味が抑えられた品種となっており、甘味だけを味わう事が出来ます。

ぶどうの甘酸っぱさが苦手とされる方でも美味しく味わえる品種です。

粒の大きさは3g~5g程とやや小粒。

外皮は黒紫色となっており、果肉は透き通るような美しさとなっています。

またぶどうは皮と果肉の間が酸味を感じられる部分となっていますが、スチューベンは特に甘味が凝縮されています。

その為、食べる際には手で皮を剥かず、皮ごと口に入れ皮だけを出す食べ方がおススメとなります。

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スチューベンはどこが主な生産地?旬の時期は?

ポイント
スチューベンは耐寒性に優れた品種となっている事で、青森県や秋田県といった東北地方での栽培が盛んな品種です。

そんなスチューベンが最も美味しい時期は主力産地である青森県では9月下旬~10月下旬頃となっています。

さらに青森県ではリンゴの貯蔵方法を活かす事で、2月頃まで出荷が行われています。

あとがき

スチューベンは多くの品種の中でも、糖度が高い品種となっています。

甘味を楽しめる品種として、多くの方から人気を博しているぶどうとなっています。

スチューベンの魅力を改めて実感されてみては如何でしょうか。

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