すもも(プラム)
爽やかさが魅力的なフルーツって数多くありますよね。

その中でも甘味と酸味のバランスが良く豪快にかぶりついて食べれるフルーツと言えばやはりすももですよね。

すももを食べると初夏の暑さも吹き飛ぶそうな爽快感を味わう事が出来ますよね。

そんなすももの品種の一つでもある「サマーエンジェル」は人気の高い品種ともなっています。

サマーエンジェルの魅力についてご紹介します。

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目次

サマーエンジェルとは?

教師
サマーエンジェルは「ソルダム」と「ケルシー」の交配によって誕生した品種です。

山梨県では品種改良の開発に取り組んでおり、2001年に出願登録し、2005年品種登録されたオリジナル品種となっています。

ソルダムもケルシーもアメリカ品種のすももとなっているのですが、サマーエンジェルは山梨県生まれの品種となっています。

ソルダムもケルシーも人気が高い品種となっている事で、その両方を親に持つサマーエンジェルも多くの方から期待されている品種なのです。

また同時期には誕生した試験場にてサマービュートという品種も誕生しており、サマーエンジェルの兄弟のような存在ともなっています。

サマーエンジェルの味や形など食べた時に感じる特徴は?

すもも(プラム)
サマーエンジェルは糖度が非常に高い品種となっています。

サマーエンジェルの糖度は15度~17度程となっており、酸味が抑えられ甘味を強く感じる事が出来る品種です。

すももと言うとやはり酸っぱいという方も多く、苦手とされる方も多いフルーツです。

しかしサマーエンジェルは甘味が強い事ですももが苦手な方でもパクパク食べれちゃう美味しさです。

外皮は濃い赤みで果肉もまっ黄色の色合いとなっている事で、観るからに甘味を感じる事が出来ちゃいます。

甘味が凝縮され、しかもジューシーな味わいとなっており、かぶり付くと甘さが口いっぱいに広がりますが、スッキリとした後味となっている事でしつこさを感じさせない味わいです。

形は丸く外皮は真っ赤な光沢を放ち、果肉もまっ黄色の色合いが甘さの秘訣とも言えます。

完熟状態になるとジューシーさがより増し、すももとは思えない程の美味しさを堪能する事が出来ます。

その為、酸味が強い皮を剥いて食べる方もいらっしゃいますが、皮ごと食べる事で甘味と酸味のバンスが良く、すもも本来の味わいを堪能する事が出来る品種なのです。

山梨県はすももの生産が盛んなエリアともなっており、数多くの品種が栽培されていますが、その中でも甘味が強い品種として人気を誇っている品種です。

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サマーエンジェルは主にどこで作られている?旬の時期は?

ポイント
サマーエンジェルは山梨県の山梨県果樹試験場にて誕生した品種となっており、山梨県のオリジナルブランドとして山梨県内にて栽培が行われています。

山梨県では多くの品種が栽培されていますが、サマーエンジェルの人気が高まっている事で県内のすもも農家でサマーエンジェルの栽培が広まっています。

そんなサマーエンジェルの収穫時期は7月中旬~8月中旬となっており、もっとも美味しい旬の時期は7月下旬となっています。

この時期のサマーエンジェルは甘味が凝縮され、ジュースがたっぷりが果肉が溢れ出し、すももの甘さを存分に味わう事が出来るのです。

あとがき

真っ赤な外皮で中の果肉は真っ黄色。

すももの中でもより甘味を楽しむ事が出来るサマーエンジェルは人気が高まっており、栽培も盛んに進められています。

すももとは思えないような甘味を持っているサマーエンジェルを是非味わってみてください。

▶ プラムとすもも、プルーンってどう違うの?見分け方はあるの?

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