甘くてジューシーさが魅了的なフルーツは数多くありますが、中でも桃は多くの方を魅了させてしまいますよね。

そのままでも抜群の美味しさですが、スイーツやスムージーにすると一味違う楽しみ方を味わえますね。

さて桃には「黄桃」と「白桃」がありますが、桃本来の美しさとジューシーさが楽しめる「白桃」は贈答品としても人気が高い品種ですよね。

そんな白桃にもさまざまな種類があるのです。

そこで今回は【白桃の特徴とは?派生する種類について】についてご紹介致します。

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目次

白桃とは?

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白桃は岡山県で1899年に発見された桃です。

元々、栽培されていたのではなく大久保重五郎によって発見された事で、食されるようになり、現在では外観・甘味が存分に楽しめる白桃は贈答品としても重宝されています。

表面にうぶ毛が生え、果肉はピンク色が交じり合った乳白色の水蜜桃の種類となっています。

桃といえば手軽に缶詰で食べる事ができる黄桃の方が食べ慣れている方も多いと思われますが、白桃は生食で食べる事が多い種類です。

白桃の味の特徴は?


白桃は果肉がとても柔らかく、ジューシーな果汁がたっぷりと詰まっている品種です。

甘味が強く酸味が抑えめになっているので、多くの方から愛されるフルーツとなっています。

実は白桃は派生する品種がとても多い?

浅間白桃

浅間白桃は1974年に「高陽白桃」の枝変わり品種として山梨県で発見された白桃で、大きさは300gほどと大きめのサイズとなっており、食べ応え十分の白桃です。

甘味が強く酸味が抑えられているので、桃の酸っぱさが苦手な方におススメな品種です。

朱色の明るさが濃厚で外観の美しさも人気の一つとなっています。

岡山夢白桃

岡山夢白桃は2005年に岡山県で誕生した比較的新しい品種の白桃です。

糖度が非常に高く桃本来の甘さを十分に堪能できる品種で、しかもサイズが400gになる事もあり、桃ファンには堪らない品種となっています。

加納岩白桃

加納岩白桃は「浅間白桃」の枝変わり品種として山梨県加納岩農業組合で1983年に誕生した品種です。

浅間白桃よりも早く収穫できる品種となっており、7月中旬には収穫が行われ、桃を待ち遠しくしている方におススメな品種となっています。

酸味が抑えめになっているので、バランスの整った甘酸っぱさが楽しめ、250g程とやや大きめのサイズとなっておりジューシーな果汁も魅力的です。

川中島白桃

川中島白桃は1961年に長野市川中島町の池田正元氏によって発見された品種です。

程よい酸味としっかりと甘さ、丁度よい硬さがあり、甘酸っぱさとサクサク感が楽しめます。

果肉は乳白色ですが、種の周りは赤くなっているので、サラダのトッピングにもピッタリな品種です。

清水白桃

清水白桃は岡山県にて1915年に岡山県の西岡仲一氏によって発見された品種です。

「白桃」と「岡山3号」の交配によって誕生されたといわれており、「桃の女王」とも呼ばれています。

濃厚な甘味と整った丸形、300g程の重量とどれも最高ランクの魅力が満載となっています。

お中元としても人気が高く、高級桃として人気を博しています。

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白鳳

白鳳は1925年に神奈川県にて「白桃」と「橘早生」の交配により誕生した品種です。

数多くある品種の中でも代表格とされており、白鳳から沢山の系列が誕生しています。

300g程と大きめのサイズと強い甘味、ジューシーな果汁はまさにトップクラスで、古き良き桃として今日も多くの方から親しまれている品種です。

日川白鳳

日川白鳳は山梨県の田草川利幸氏によって白鳳の枝変わりとして発見された品種です。

外観は全体が真っ赤に色づき果肉は乳白色となっています。

糖度は12度程と桃の中では低めとなっていますが、酸味が抑えられているので、桃の甘味を楽しむことができます。

紅清水白桃

紅清水白桃は清水白桃の枝変わりとして発見された品種で、清水白桃は外観が乳白色ですが、紅清水白桃は全体が「紅色」となっています。

味わいは清水白桃に似て甘味と抑えめの酸味が整った味わいで、果汁がたっぷりで、口いっぱいに桃の甘味を楽しめる品種です。

大和白桃

大和白桃は「大和白桃」と「華清水」の交配によって誕生した品種です。

外観が乳白色で糖度が12度程となっていますが、酸味がほとんど感じられないので、桃の強い甘味が楽しめます。

この味わいと栽培が困難な事から流通数が少なく「伝説の白桃」とも呼ばれており、桃ファンの間では多くの方が待ち望んでいる品種ともなっています。

白桃の主な産地と旬の時期は?

考える女性
白桃は7月上旬から8月中旬が旬の時期となっています。

岡山県を始め、福島県や和歌山県、長野県が白桃の産地として知られています。

まとめ

白桃にはたくさんの品種が存在しています。

食べ慣れた品種もあれば伝説と呼ばれている品種もあり、一度は味わってみたいですね。

かぶり付くと口いっぱいに広がる甘酸っぱさを早く堪能したいですね。

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