アセロラと聞けば、あのジュースを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。当然、ジュースがあるのだから、生の実も存在するはずなのですよね。

でも、食べたことはおろか、スーパー等で売られているのを見かけたことがある人もほとんどいないのでは。

そこで、本当に生で流通していないのか、また、ジュース以外にどんな食べ方があるのかご紹介します!

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目次

アセロラってあまり生では流通していない?


アセロラは、西インド諸島やアメリカを原産とする果物です。熱帯や亜熱帯気候を好み、生産量世界一はブラジルです。

日本では、沖縄でのみ栽培されています。気候からして、日本で適しているのは沖縄だけかもしれませんね。

しかし、沖縄に住んでいる人ですら生のアセロラを見かけることは稀だそうです。なぜなら、収穫して日持ちがしない果物だからです。

皮が薄く、2日目には傷み始めてしまいます。ですので、産直販売をしているお店でしか見かけることができません。これが、なかなか流通しない理由なのです。

アセロラのおすすめの食べ方は?

黒板

生で食べる以外にも、いくつか美味しく食べられる方法をご紹介しますね。

さくらんぼのように皮ごと食べる

もしも、奇跡的に生でアセロラが手に入ったならば、まずは、そのまま食してみて下さい!フレッシュな香りが漂い、口に入れると甘く瑞々しさがいっぱいに広がります。

ただし、さくらんぼのような実1つにつき、3個ほど種が入っていますので、ご注意を!皮は薄いので、そのまま食べられますよ。

ゼリー

ゼリーもアセロラ独特の甘酸っぱさが味わえ、お勧めです。生の実を使うより、手軽に手に入る冷凍ピューレを使った方が簡単に作れます。

ピューレなら通販で購入できますよ。また、沖縄では果肉入りのジュースも売られているので、そちらを利用してみても良いでしょう。

<材料>

アセロラ冷凍ピューレ 100グラム

砂糖 100グラム

粉寒天(粉ゼラチンやクイックゼラチンでもお好みで)4グラム

水 400cc

作り方は、一般的なゼリーの作り方と同じです。ミルクゼリーやレアチーズケーキの上に乗せて、2層にしてみても。

色味も綺麗ですし、まろやかな乳製品と甘酸っぱいゼリーのコントラストがまた良いですよ。

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ジュースやスムージー

こちらは王道ですね。生の実を使っても、冷凍果実やピューレを使用しても美味しく作れます。酸味が気になるなら、シロップや蜂蜜をプラスしてみても。

ヘルシーに小松菜など葉物野菜と組み合わせてみたり、ヨーグルトやバナナと合わせても美味しいですよ。

濃いめに入れた緑茶や紅茶と合わせてもまた、変わった美味しさが楽しめます。

ジャム

特に、たくさん頂いた場合など、腐らせてはもったいないので、保存の効くジャムにしてみてはどうでしょうか。

甘酸っぱい果実は、ジャムに最適です!もちろん、冷凍果実やピューレでも作れます。

もし生の実を使うなら、ホウロウ鍋に実と砂糖を入れてから蓋をして1時間は待って下さいね。

その間に、実から水分が出て砂糖がゆっくり溶けていきます。そのことにより、美味しいジャムになるのです。すぐに火にかけようと思わず、のんびり気長に。最後に分量の目安を。

<材料>

アセロラ 400グラム

砂糖 200グラム(量はお好みで。ただし、砂糖の量が少ないと、持ちが悪くなります。)

レモン汁 適量(沖縄ではシークワァーサーの果汁を使うこともあるそうです。)

リンゴやイチゴと合わせてもまた、違った美味しさになりますよ。

etc

その他、ピューレにオリーブオイルと塩・こしょうを混ぜ合わせて、ドレッシングにしても。また、トマトと煮詰めてソースを作れば、白身魚のムニエルも高級フレンチに大変身しますよ。

パウンドケーキにしたり、ホットケーキミックスと合わせて焼いてみても、アセロラの甘酸っぱさがアクセントになり美味しいですよ。

まとめ

アセロラについてご紹介してきました。生で手に入ったなら、ぜひ、そのまま食べてみて下さい!その美味しさの虜になるはずです。

また、手軽に冷凍物を使って、お菓子やジュース、ジャムなどに変身させてみてはいかがでしょうか。

アセロラの新たな魅力を発見できるかもしれません。

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