ジュースでお馴染みのアセロラですが、実は国内でも生産されており、旬の時期なら生食できるのです。

そんなアセロラの旬の時期や国内の生産地についてお話ししたいと思います。

また、旬のアセロラの美味しい食べ方についてもご紹介します!

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目次

アセロラの旬の時期はいつ?

黒板
まずは、アセロラについてですが。西インド諸島・南アメリカ北部から中央アメリカが原産の常緑低木で、キントラノキ科の果実です。

よって、熱帯・亜熱帯地域が原産の果実であり、旬は5~8月の初夏から盛夏にかけてとなっています。

旬のアセロラ!こうやって食べるのがおすすめ!

ポイント
アセロラは、見た目も味もサクランボに似ているところがあり、その甘酸っぱい味わいを楽しむ果実です。

もちろん、それを体感するには生食に限ります!ただし、非常に足が早く、収穫して2~3日しか持ちません。

薄い表皮から腐ってきてしまうからです。更に、冷蔵庫に保存していると追熟が進み、徐々に特徴的な酸味がとんでしまいます。

もちろん、常温保存すると更に持ちが悪くなります。ですので、収穫したらすぐに食べるのがお勧めです。

もしも、食べきれないほどの量が手に入ったら、すぐに冷凍した方が良いですね。水洗いしてから、よく水分を拭き取り、急冷して下さい。

冷凍したアセロラは、完全に解凍するとベチャベチャで水っぽくなってしまいます。

半解凍の状態で食べるか、スプーンなどで潰して、シャーベット状にして食べても良いですよ。ジュースやスムージーにするのもお勧めです。

その他、ゼリーに加工したり、ジャムや果実酒にしてもその甘酸っぱさが良い風味を出してくれます。

アセロラってどこの県が一番生産しているの?


先にお話しした通り、西インド諸島からアメリカ大陸、ヨーロッパへと広まったとアセロラですが。

1958年に、ハワイから沖縄県に8本の苗木が持ち込まれたことにより、国内での生産が始まりました。

沖縄の温暖な気候がアセロラの成育に適しており、現在に至るまでほぼ100パーセント沖縄で生産されています。

少し古いデータですが、2014年には6ヘクタールの栽培地で、25.8トン生産されています。県内でも本部町と糸満市で特に盛んに生産されていますよ。

実はアセロラの日っていうのが存在する?


実は、「アセロラの日」のが存在し、5月12日がその日に当たります。アセロラの初収穫の時期に由来しているそうです。

1999年に、沖縄県国頭郡本部町にて町役場、商工会、観光協会、熱帯果樹研究会などで結成された「アセローラの日」制定委員会が、アセロラの認知度アップと街の活性化のため、制定しました。

この日には、本部町町役場と商工会が中心となり、イベントを行われています。

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アセロラの名前の由来は?

ポイント
西インド諸島からスペインに持ち込まれたアセロラ。自国の姫リンゴ「アセロロ」に似ていたことから、この名が付けられたそうです。

もちろん、アセロラはスペイン語です。また別名は、バルバドスサクラ(Barbados cherry)といわれ、西インドサクラやバルバドスチェリーともいわれます。

これは、日本でサクランボの果実に似ていることから付けられた名前で、バラ科サクラとは類縁関係がありません。

本州でも生産されている?

考える女性
アセロラは、ほぼ100パーセント沖縄で生産されているとお話ししましたが、実は本州でも生産しているところがあります。

宮城県亘理町の生産農家さんで、ハウス栽培をしており、土壌にこだわり、独自に開発した肥料で育てているそうです。

2011年の東日本大震災で一度は壊滅的になりましたが、その後復活し、現在も生産されています。

路地栽培とは違ったハウス栽培のアセロラ、ぜひ味わってみたいですね。

まとめ

アセロラの旬の時期や国内の生産地、お勧めの食べ方についてお話ししてきました。生で食べたときの味わいは格別です!

ただし、足が早いので、スーパー等に生の果実は流通していません。ぜひ、産地に足を運び食してみてはいかがでしょうか。

その味わいに感動すること間違いなしですよ!

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