秋になると柿のシーズンともなり、スーパー等ではあらゆる品種の柿を観かける事ができますね。

一般的に柿と言えば手に持つと丁度良いサイズを連想しますが、小粒なサイズである豆下記という品種をご存知でしょうか。

なかなか観かける事も少ない豆柿という品種の魅力をご紹介します。

豆柿とは?

教師の画像
豆柿は中国から持ち込まれたとされる渋柿の一種で信濃柿(しなのがき)や小柿(こがき)とも呼ばれています。

柿の品種となっている事で食べる事も可能となっていますが、食用よりも「柿渋」を採取する用途として活用される事が多い品種です。

可愛らしい小さい実が多くの方を魅了させ、観賞用として重宝されています。

豆柿の味の特徴は?糖度はどれぐらいなの?


豆柿は濃厚な橙色の外皮で果肉も橙色です。

果肉は程良い堅さがあり、甘味もしっかりと味わう事が出来ます。

粒がぶどうのような1~2㎝の大きさで、一口で食べる事が出来ちゃいます。

小さい粒ながら、種もしっかりと含まれています。

外皮が鮮やかな橙色となっているうちは、しっかりと渋が抜けていない状態となっています。

外皮の色合いが褐色になると渋が抜けて、生食で堪能する事が出来ます。

小粒な上、種が含まれている事で、食味部分がほとんどない豆柿ですが、昔は甘いお菓子として重宝されていたのです。

豆柿の旬(食べごろ)と主に生産している県は?

ポイント
豆柿は食用としての栽培は行われておらず、観賞用として各地で栽培が行われています。

豆柿は10月~12月頃に結実する品種となっており、生食として味わうなら12月頃が完熟状態となっています。

豆柿の維持について


観賞用として人気が高い豆柿ですが、水やりをしっかりと行い、土を乾燥させない事がキレイな実を維持させるコツとなります。

また夏は日差しがきつすぎる為、ネット等で遮光し風通しの良い涼しい場所に置く事が大切です。

夏場以外は日当たりに置くと良いです。

豆柿は自家受粉出来ない為、雄木を用意する事も大切です。

実は自然に落としますが、観賞用に大きく結実させたいのであれば摘果も大切な作業となります。

褐色が生食として美味しい目安ともなる豆柿ですが、干し柿としても味わう事が出来ます。

粒が小さい事で、紐を括る事が困難となる為、風通しの良い所にザル等に入れ、自然観乾燥させると豆柿の干し柿が出来あがります。

種が含まれているので、食べる際に注意が必要となります。

また豆柿の幹は稀に黒柿が摂れる事もあり、貴重な柿とも言えます。

あとがき

指先で摘まめる程の小さい粒が特徴的な豆柿。

現在では観賞用として園芸や盆栽を趣味とされる方から人気の品種となっていますが、甘いお菓子が高級とされていた時代には子供のおやつとして人気があったのです。

褐色が生食の食べ頃のサインとなっているので、ご自宅で栽培されている方は是非豆柿の味わいを堪能されてみては如何でしょうか。

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